『正しい』に潜む危険
どうも、かーりぃことセイラです。
先日、お風呂上りに
滅多に飲まない牛乳を久しぶりに飲んだら
9日前に期限が切れていました。
今までの人生で5本の指に入るほどの
恐怖を感じた数時間でしたね・・・
(結局なんともなかった)
まあ、そんなつまらない前置きはこのへんにして
内容に入っていきましょう。
あなたは普段、
どんなときに誘惑に負けるか把握していますか?
おそらくですが、
「常に誘惑には負けてます」
なんてことはないと思うんです。
(そんなのは、ダメ、絶対)
普段の自分なら負けないはずなのに
なぜか負けてしまうタイミングがある・・・
もちろん、
僕にもそんなタイミングはあります。
普段から誘惑に対して強い人でも
誘惑に対して弱くなってしまう瞬間があるんですね
そのタイミングとは・・・
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『正しい』を頑張った後
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人は何かいいことや、
自分にとって正しいことをすると
いい気分になります。
そして、
「自分の考えは正しいんだ」
と自分の思考を信じてしまい、
その結果、
「これぐらいならいいだろう」
と悪い方向に判断を誤ってしまうんですね
これを
『モラル・ライセンシング』
と言います。
この性質が働くから
ジョギングを頑張ったのに
帰宅後、暴飲暴食をしてしまったり
朝から勉強を頑張ったのに
昼からはダラダラしてしまったり、
せっかく前に進んだのに
また後ろに下がろうとしてしまう
痩せるためにジョギングしていたなら
その後の暴飲暴食はもはや逆効果
自分にとって『正しい』ことが
結果としてマイナスに作用してしまうんですね。
『正しい』には
『その後怠けてしまうかもしれない』
という危険が潜んでいるんです。
じゃあ、どうすればいいのか・・・
それは、
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『目標』を確認すること
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香港科技大学とシカゴ大学の研究で
誘惑に負けず努力したことを
学生たちに思い出してもらったそうです。
その結果、
モラル・ライセンシング効果が生じ、
そのあと70%の学生が
自分を甘やかすような態度をとったといいます。
しかし、
学生たちに
「なぜ誘惑に負けなかったの?」
と理由を尋ねると、
モラル・ライセンシング効果は見られず、
次の誘惑に負けた学生は31%へと
大きく減少したそうです。
何か特別なことをした訳ではありません
ただ、
『目標』を確認しただけなんですね。
だから、
ジョギングをして
「俺は頑張ったんだ!!」
ってなるんじゃなくて、
ジョギング後に
「よし、来週までに1キロ落とすぞ」
と目標を確認するようにする
そうすれば
モラル・ライセンシング効果に踊らされず
自分の進むべき道を進んでいけるようになります。
自分にとって正しい行いをするのは
とても素晴らしいことですが、
その後の『モラル・ライセンシング』には
十分気をつけてくださいね。
ではでは、
今回はこの辺で。
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