なちゅらるぽすちゃ

http://rial-snufkin.com/mm/←【現在はこちらで更新中】月に4〜10冊の本を読みあさる22歳。あらゆる人の『対人関係の悩み』を解消する為、コミュニケーション、心理学、恋愛学をベースとし、あらゆる視点からの問題解決に向けた発信をしています。【人は必ず変われる】あなたが変われば世界は一変する

対人関係をシンプルに

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どうも、かーりぃことセイラです。

 

 

あなたは普段、

こんな風に思うことがあるでしょうか・・・

 

 

「どうしてあの人はあんな受け取り方しか出来ないんだろう」

「なんで私は親切にしているのに、返してきてくれないんだろう」

「どうしてアイツは全く言うことを聞かないんだ!」

 

自分は相手のためを思って言っているのに・・・

私はいつも、親切にしているのに・・・

 

 

そう思うこともあるかもしれません。

 

 

あるかもしれないんですが、

こういう考えを捨てない限り、

あなたの「対人関係」の悩み

一向に減っていくことはないでしょう。

 

 

 

 

ルフレッド・アドラーの思想を凝縮した著書、

【嫌われる勇気】の中で

ーーーーー

課題の分離

ーーーーー

という風に説明されている考え方があります。

 

 

 

どういう考え方かというと、

 

「自分がしたことを相手がどう受け取るかは

相手の課題であり、自分の介入できる問題じゃないよね」

 

というものです。

 

 

 

 

先ほどの例で言うと

 

「なんで私は親切にしているのに、返してきてくれないんだろう」

という考え方。

 

これは相手の課題に介入してしまっている良い例です。

 

 

あなたが相手に「親切を返して欲しい」と思って

親切にしているというのなら

それはあなたの身勝手です。

相手に非はありません。

 

 

あなたの親切を、

相手がどう受け取るかは相手次第。

 

そこにあなたは介入できないんですね。

 

 

つまり、

「相手に親切にする」

というところまでは自分の課題だけど、

 

「相手がどう受け取るか」

は相手の課題。

 

 

相手から親切が返ってくるか、

返ってこないか、は問題ではないんですね。

 

 

もし、あなたが

「こっちが親切にしてるんだから相手もそうするべきだ」

と考えているなら、とんだ自分勝手野郎です。

 

向こうからすれば

「あんたが勝手にやったことでしょ?」

って言われればお終いですし、

実際その通りなんですね。

 

 

 

だって、よく考えてみてください。

 

ある男性が、好きな女性に

親切にしたり、プレゼントしたり

好意をたくさん注いだとします。

 

しかし、女性にその気はなく、

男性をフってしまったとしましょう。

 

 

この場合でも、

「好意はかえすべきだ!」

と言えるでしょうか?

 

言えないですよね?

 

一方的に好意を示しただけで

相手は何も思っていません。

 

これが、

「あれも買って、これも買って」

と女性が確実に気持ちを利用していたとすれば

少し話は変わってきますが、

 

ただただ受身の態勢で

好意を受け取っていただけだとすれば

そんなことは言えないはずです。

 

 

これを

「好意は返すべきだ!!」

と考えてしまう人がストーカーになっていくわけで・・・

だからこの考え方は、とても危険な考え方なんですね。

 

 

つまり、

「親切にしているんだから親切にしてよ!」

って考え方は

ストーカーの考え方と同じだということです。

 

 

それは

課題の分離ができていない証拠。

 

 

 

では、

『具体的にどうすれば

「課題の分離」ができるのか』

という点をお話していきましょう。

 

 

【嫌われる勇気】の中では

このように書かれています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「これは誰の課題なのか?」

という観点から考える

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

例えば、

あなたがどんな生活をし、

どんなものを好きになるのか

 

これはあなたの課題です。

 

決して他の誰かが決めるものではありません。

 

これを

「あなたはこれを好きになりなさい」

といってくる人がいるとすれば

それはあなたの課題に介入してきているということ。

 

そんなものは聞かなくていいんです。

 

 

逆に、

他者の考え方や生活に対して

「いやいやこうするべきだよ」

と強要するのも

相手の課題に介入しているということです。

 

 

その考え方や生活で、

困ったり、病気になったりするのは

その人であってあなたではない

 

相手の課題はあくまで相手の課題

 

あなたが介入するべき問題ではないんです。

 

要するに、

『その選択によってもたらされる結末を

最終的に引き受けるのは誰か?』

を考えること

 

これが「誰の課題か?」を把握する上で

必要な考え方になります。

 

 

その結果

「相手の課題」とわかったなら

一切介入しない

 

それが

『課題の分離』

という考え方です。

 

 

あなたの親切をどう受け取るか

あなたの言葉をどう活かすか

 

それを決めるのは

あなたではなく相手です。

 

 

だからあなたは

「見返り」なんて望んではいけないし、

それに不満を感じる必要もない

 

あなたは「あなたが正しいと思うこと」を

しっかりとしたなら

あとは相手がどう受け取るかの問題

 

あなたの問題ではないんです。

 

 

「相手がどう反応するか」

 

そんなことはどうでもいいんです。

あなたはあなたの「正しさ」を貫く。

ただそれだけ。

 

 

自分の課題と、相手の課題を

しっかり把握すること

 

把握したなら

自分の課題に介入させず、

相手の課題には介入しない

 

それが課題の分離

 

 

相手があなたをどう評価するか

周りがあなたをどんな風に見るか

 

それはあなたの課題ではありません。

 

そんなことは気にしなくていいんです。

 

 

誰にも自分の課題に介入させず、

そして、

誰の課題に対しても介入しない。

 

 

これができると

人間関係がすごく楽になります。

 

 

嫌われることを恐れず、

割り切っていきましょう!

 

 

ではでは、

今回はこの辺で。

ありがとうございました。

 

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